営農通信 『世界最凶』第一章

皆様こんにちは。

新型コロナウイルス対策、新しい生活様式には慣れたでしょうか?

今回は、ご存知の方も多いと思いますが、新型コロナウイルスに

勝るとも劣らない脅威が東アフリカと南アジアを襲っていた話です。

農作物を食い尽くす「世界最凶」と言われている昆虫、

サバクトビバッタの大群です。

2019年12月頃から2020年7月にかけて、大群がアフリカ⇒

アラビア半島⇒イラン⇒パキスタン⇒インドに達しました。

農作物や牧草を食い荒らす為、通過された国々は食糧危機に!

通常サバクトビバッタは単独で行動しますが、サイクロンが発生し

高温多湿になるなどバッタの活動にとって好条件となり、この好条件が

しばらく続くなどして個体数が増加し密度が高くなるとお互いを

刺激しあい「群生相」と呼ばれる形へ体が変化します。

色が変わり、長距離を飛ぶのに適した形態に発達し

群れを作ります。

今回、発生したサバクトビバッタの大群は1つの群れに

1平方キロあたり4,000万匹から8,000万匹ほどのバッタがいるとされ、

4,000万匹でも1日で約3万5,000人が消費する食料、または

牛2000頭分の牧草と同量を食べる事ができると推定されています。

その数は、3,600億匹~4,000億匹とも言われていました。

なんの対策も取らないと産卵期を経て3か月で20倍、

半年で400倍にもなると言われます。

4,000億匹×400=160,000,000,000,000匹(160兆匹)!?

ひとたび大発生すると食料を食べ尽くしてしまうサバクトビバッタ。

目が離せませんね。

次回の営農通信は、

『日本へ飛んでくる可能性は?』

 

㈱環境技研 楢﨑利弘

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